Honorの中価格帯「600」シリーズに、新たな派生モデル「Honor 600 Smart 5G」が加わる兆しが見えてきました。GCFとSGSという2つの国際認証機関に型番「MRK-NX1」が登録されており、しかも中国国内限定ではなくグローバル認証で出現した点が、買い替え候補としてHonorを検討している読者にとって見逃せないポイントです。GSMArenaが2026年5月22日に報じています。
認証から判明したのは「5G対応」と型番のみ
Honor 600シリーズに加わる新モデルとして浮上したのが、製品名に「Smart」を冠した派生機です。GSMArenaによると、GCF(Global Certification Forum)とSGSの2つの認証機関に「Honor 600 Smart 5G」(型番MRK-NX1)が登録されていると報じられています。
ただし、現時点で認証から読み取れるのは5G対応とモデル番号のみで、ディスプレイ・チップセット・カメラ・バッテリーといった主要スペックは一切公表されていません。Honorからの公式発表もないため、ハードウェアの全容は依然として明らかになっていません。
グローバル認証取得が示す「中国限定ではない」可能性
注目したいのは、認証が中国国内向けではなく国際的な機関で取得されている点です。GSMArenaは「グローバルな認証取得は中国限定の発売ではないことを示唆しており、国際市場での展開が見込まれる」との見方を示しています。
「Smart」という名称から想像できるのは、よりエントリー寄りの位置づけ、もしくは特定機能に特化した派生モデルですが、現時点で確定情報はありません。
600シリーズの選択肢が増える——買い替え候補にとっての意味
参考として、既存の「Honor 600 5G」のアフィリエイト掲載価格を整理しておきます。最終的な発売国・流通経路で実勢価格は変わる点には注意が必要です。
| モデル | 構成 | 参考価格 |
|---|---|---|
| Honor 600 5G | 256GB / 8GB RAM | $749.00(約11万6千円)/ $503.86(約7万8千円・AliExpress) |
派生モデル「Smart」が加わることで、600シリーズ内で価格帯や機能の選択肢が広がる可能性があります。エントリー寄りの位置づけになれば、既存の「Honor 600」より手の届きやすい価格帯が生まれるかもしれず、買い替え候補としてHonorを視野に入れている読者にとっては選択肢拡大という意味づけが読み取れます。ただし、「Honor 600 Smart 5G」が無印「Honor 600」の上下どちらに位置づけられるのかは、認証情報だけでは判断できません。
発売時期は未公表——次に注目すべき情報源
GSMArenaは「発売時期は不明だ」と明記しており、Honorからのティザーや具体的なローンチイベント情報は出ていません。現段階では「認証通過=発売準備の一段階」という位置づけにとどまります。
リーク段階の情報なので、現時点では「Honor 600シリーズに派生モデルが追加される見通し」程度に受け止めるのが妥当でしょう。今後はHonor公式発表や、スペック・価格に関する追加報道に注目したいところです。
600シリーズ既存ラインナップの位置づけと地域別価格
「Smart 5G」が加わる前の600シリーズは、すでに3モデルが市場投入されています。Honor 600 Liteは2026年3月発表で、6.6インチディスプレイ、Dimensity 7100 Elite、6520mAhバッテリーを搭載しています。注目すべきは流通戦略で、Honor 600 LiteはAmericas市場ではHonor 600eとして販売されています。「Smart」も同様に地域ごとのリブランドが行われる可能性があります。
価格帯の整理は次の通りです。
| モデル | 地域・発売日 | 価格 |
|---|---|---|
| Honor 600 | マレーシア・2026年4月30日 | RM2,599〜 |
| Honor 600 Pro | 英国・2026年5月6日 | £899.99(512GB) |
Honor 600シリーズはマレーシアで2026年4月30日からRM2,599で販売開始されています。Honor 600 Proは2026年5月6日に英国で512GBモデルが£899.99で発売され、標準のHonor 600より£300高い価格設定となっています。「Smart」がエントリー寄りで投入されれば、Liteとの差別化がポイントとなりそうです。
シリーズ共通のソフトウェア・耐久性ポリシーが示す競争力
派生モデルが追加されても、600シリーズ全体で共通する設計思想は重要な判断材料となります。
Honor 600シリーズはAndroid 16ベースのMagicOS 10を搭載し、6年間のOSアップデートとセキュリティパッチ提供が約束されています。
耐久性についても、IP68・IP69・IP69Kの防塵防水認証を取得しています。さらにスイスSGSの5つ星耐落下・耐圧プレミアム性能認証も取得しています。カメラ・AI機能では、200MPナイトカメラやAI Image to Video 2.0を備え、Google Geminiと連携しています。加えてGoogle AI Proの3か月無料トライアルが提供されています。長期サポートと堅牢性、生成AI連携という三本柱がシリーズ共通の競争力となっており、「Smart」がこの共通基盤をどこまで継承するかが、購入判断の鍵となりそうです。
Q&A
Q. Honor 600 Smart 5Gのスペックは公開されていますか? いいえ。GCFとSGSの認証から確認できているのは5G対応とモデル番号(MRK-NX1)のみで、SoC・ディスプレイ・カメラ・バッテリーといった主要仕様は現時点で公表されていません。
Q. 日本での発売はありますか? 現時点で日本市場での展開に関する情報は明らかになっていません。GSMArenaによると、グローバルな認証取得は確認されていると報じられていますが、地域別の展開計画は公表されていないため、続報を待つ必要があります。
Q. 既存のHonor 600とはどう違うのですか? 公式情報がないため確定的なことは言えません。「Smart」という名称から、既存ラインナップとは異なるポジショニング(エントリー寄り、または特定機能特化)が想定されますが、Honorからの公式発表を待つ必要があります。