2026年のiPadラインナップは、無印iPad・iPad mini(A17 Pro)・iPad Air(M4)・iPad Pro(M5)の4機種で構成されています。価格は$349(約5万5千円)から、最上位構成では$3,077(約48万円)まで幅広く展開されているなかで、BGRは「ほとんどの人に最適なiPad」として無印モデルを推しています。ただし、すぐ買うべきかどうかは別の話だとも釘を刺しています。
ラインナップ全体の構成と価格レンジ
BGRのJosé Adorno氏は、iPad 2からiPad Pro M4まで歴代モデルを所有してきた立場から、現行ラインナップを次のように整理しています。最上位の13インチiPad Proを2TBストレージ・nano-texture display・5G接続・Apple Pencil Pro・Magic Keyboardでフル装備すると$3,077(約48万円)に達します。一方で、エントリーの無印iPadは$349(約5万5千円)から購入できます。
同氏が結論として示しているのは、「どのiPadも基本機能は同じ」という見方です。軽量で楽しいデザイン、優れたマルチタッチ体験、iPhoneより大きなディスプレイ、そしてApple Pencilやキーボードアクセサリによってクリエイティブツールとしてもしっかり使える——これは全モデル共通の体験だと評価されています。iPad Proについては有機ELディスプレイ、M4チップの速度、13インチで複数アプリを同時に開ける点が魅力として挙げられていますが、「他のiPadでも同じことはできる」とも書かれています。
無印iPadが「ほとんどの人に最適」とされる理由
2025年3月に更新された現行の無印iPadはA16チップを搭載しており、前世代のA13 Bionic比で総合性能が最大50%向上、最大30%高速化していると報じられています。A16チップはiPhone 15に採用されたものと同じで、日常用途には十分なパフォーマンスです。
デザインはiPad 10を踏襲し、ホームボタンを廃止してサイドボタン一体型のTouch IDを採用、ベゼルレス寄りの見た目でラインナップ全体と統一感のある外観になっています。Appleはこのモデルを学生や、SNS・ニュース閲覧・ゲームなど大画面が欲しいユーザー向けに位置づけています。
iPadOS 26で導入されたWindow Tilingにより、複数アプリを同時に開いてバックグラウンド処理を継続できるようになった点も大きな進化です。Instagramをスクロールしながらファイルを書き出すといった使い方が可能になります。USB-C版Apple PencilやMagic Keyboard Folioと組み合わせれば、お絵かき・手書き・PC的な作業まで対応します。さらにストレージが従来の64GBから128GBへ増量されており、長期利用での余裕も改善されています。
それでも「待った方がいい」とされる次期モデル
ただしAdorno氏の個人的な推奨は、「もう少し待つこと」です。次期無印iPadにはA18またはA19チップが搭載されると報じられており、加えてRAMも最大8GBへ引き上げられる可能性があるとの噂が伝えられています。これによって、現行の無印iPadでは利用できないApple Intelligenceに、無印モデルとして初めて対応する見込みです。
Appleは2026年のWWDC 2026に向けて、iOS 27およびiPadOS 27で大きな刷新を準備していると報じられています。Googleとの提携によって刷新される新しいSiriは、AIエージェントに近い動作になるとされ、デバイス内の情報を参照してアクションの提案やタスクの組み合わせを行う可能性があると伝えられています。周囲の物事を理解して情報・翻訳・商品検索などに変換するVisual Intelligenceも、このアップデートの主要機能の一つになる見込みです。
デザイン面ではiPad 10系のフォルムを維持する一方で、Apple自社開発の接続チップと自社5Gモデムへの切り替えが行われると報じられており、現行版に対して内部刷新の価値は大きいと評価されています。新モデルは2026年後半に登場する可能性があるとされています。Apple Intelligenceは「これまで十分に有用とは言えなかった」とAdorno氏は率直に書いていますが、来たる機能群は使う価値があるはずだと期待を寄せています。
結論:今すぐか、半年待つか
現時点での判断軸はシンプルです。今すぐ大画面のiPadが必要で、AI機能には強いこだわりがないなら、$349(約5万5千円)から買える現行無印iPadはコスパに優れた選択肢です。一方で、Apple Intelligenceと刷新Siri、Visual Intelligenceを前提に長く使いたいなら、2026年後半に登場する可能性がある次期無印iPadを待つのが妥当です。続報を待ちましょう。
Q&A
Q. 2026年に無印iPadを選ぶメリットは何ですか? $349(約5万5千円)からという価格と、A16チップによる十分な日常性能、128GBに増量されたストレージ、iPadOS 26のWindow Tilingでマルチタスクが快適になった点が主なメリットです。
Q. 次期無印iPadはいつ出るのですか? 2026年後半に登場する可能性があると報じられています。A18またはA19チップの搭載が伝えられているほか、最大8GBへのRAM増量の噂、Apple Intelligence対応、自社製5Gモデムなども報じられています。
Q. iPad ProやiPad Airとの違いは大きいですか? 有機ELディスプレイやM5/M4チップの性能、13インチサイズなどはPro/Airの強みですが、BGRは「基本機能はどのiPadも同じ」と評価しており、価格差ほど日常用途で差を感じない可能性があると指摘されています。