Windowsの新品PCに最初から入っているアプリの中には、ほとんどのユーザーにとって使い道のないものが少なくありません。XDA DevelopersのKazim Alvi氏が、自身の環境で必ず削除しているMicrosoft純正アプリ15本の具体的なリストを公開しました。デブロート作業は「数分程度(within a matter of minutes)」で終わると紹介されており、新規セットアップ直後に着手するのが推奨されています。
Microsoft純正アプリで「消す」と決めている15本
Alvi氏はブロートウェアの供給源を2系統に整理しています。1つはMicrosoft自身がエコシステム囲い込みのために標準搭載するアプリ、もう1つはOEMが収益化のために追加するアプリです。その多くが自動起動・バックグラウンド権限付きで仕込まれており、利用できるシステムリソースが減ってしまうと指摘されています。
Microsoft純正で削除対象として挙げられているのは以下の15本です。
- Microsoft Teams
- Copilot
- Microsoft 365 Copilot
- Solitaire & Casual Games
- Movies & TV
- News
- OneNote
- Skype
- Weather
- Family
- Mail and Calendar
- Microsoft Clipchamp
- Microsoft To Do
- Feedback Hub
- Sound Recorder
ビデオ会議をGoogle MeetやZoomで済ませる人にとってMicrosoft Teamsは不要、OneNote・Microsoft To Do・WeatherなどもWeb版や優れたサードパーティ製の代替手段があるため意味が薄いとの評価です。Solitaireについては「広告も入るようになり、かつての楽しさはない」と率直に述べられており、Alvi氏自身が新規インストールごとに毎回外している1本だと明かしています。
また、Microsoftがエコシステムから離れさせないために多くのアプリをプッシュし、AI統合の流れの中でその数はさらに増えてきていると指摘されています。
OEMアプリの扱い——供給源の1つとして整理
OEM側についても触れられており、メーカーが収益化のためにプリインストールしているアプリ群はブロートウェアの供給源の1つとして整理されています。記事冒頭の画像ではDell SupportAssistのアンインストール画面が示されていますが、削除対象としたOEMアプリの個別名称や具体的な手順の詳細については、詳細は出典元を参照してください。
他メーカーの環境についても、インストール済みアプリ一覧から発行元(Publisher)を確認し、自分の用途に合わないものを精査していく流れが自然と言えるでしょう。
削除前に確認すべきこと——「使い道があるかどうか」を見極める
注意点として、Microsoft純正アプリすべてが不要というわけではなく、「平均的なユーザーにとっては価値が薄い」ものが多いという書き方になっています。OneNote・Microsoft To Do・Weatherのように、Web版や別アプリで代替できる用途であれば外す判断が成り立つ、というロジックです。
逆に言えば、自分が日常的に使っているアプリまでリストに従って消す必要はなく、利用パターンと照らし合わせたうえで判断するのが妥当です。前述の15本のリストについても、自身の使い方に合うかを一度確認するよう促されています。
タイミングは「新規セットアップ直後」
実行のタイミングとしては、新品PCのセットアップ直後、もしくはWindowsを再インストール・リセットした直後に行うのが効率的とされています。デブロート作業自体は数分程度で終わると紹介されており、必要なのは「削除すべきアプリのリスト」だけだとまとめられています。
新しいPCを買ったばかり、あるいはクリーンインストール直後の方は、まず一覧画面でこのリストと突き合わせてみるのが効率的な使い方です。一方で、業務利用などで特定の純正アプリを残しておきたい環境では、リストを鵜呑みにせず一本ずつ精査するのが妥当な判断と言えるでしょう。
Q&A
Q. ブロートウェアを削除すると本当にPCは速くなりますか? 記事ではプリインストールアプリの多くが自動起動・バックグラウンド権限付きで仕込まれているため、利用できるシステムリソースが減っていると指摘されています。具体的なベンチマーク数値や速度向上の定量的な評価については、詳細は出典元を参照してください。
Q. リストに載っていてもアンインストールできないアプリはありますか? 公表された情報の範囲では、個別にアンインストール不可なアプリの一覧は示されていません。詳細は出典元を参照してください。
Q. 法人で配布されたPCでもこのリストを適用してよいですか? 本記事は個人ユーザー視点の整理として書かれています。法人配布端末での適用可否や運用上の注意点については本稿の範囲外のため、詳細は出典元を参照のうえ、職場の方針も併せて確認してください。