同じ10,050mAh・同じDimensity 7300 Ultraを積みながら、Oppo Pad Air5はOnePlus Pad Go 2に全テスト項目で届かず——特に通話テストでは約13時間もの差がついています。Oppoの12.1型タブレット「Oppo Pad 5 Matte Display」(別名Pad Air5)のバッテリー駆動および充電テスト結果が、GSMArenaによって公開されました。マットディスプレイの実用性についても評価が示されています。

10,050mAhで稼働13時間——内訳は通話約49時間・動画約14.5時間

Oppo Pad Air5は、4nm製のDimensity 7300 Ultraと10,050mAhバッテリー、12.1インチの120Hz IPS LCDという組み合わせを採用しています。マット仕様の液晶はアンチグレア処理が施され、TÜV Rheinland認証により反射を97%カット、有害ブルーライトを70%削減すると謳われています。実機の評価では、強い日光下でも視認性が高く、外出先での簡易的なWeb作業に適していると報じられています。

肝心のバッテリーテストでは、Active Use Score(独自の総合稼働指標)は13時間6分(13:06h)を記録しました。内訳は以下のとおりです。

  • 通話テスト(WhatsApp使用): 約48時間40分(49時間近く)
  • Webブラウジング: 13時間8分
  • 動画再生: 約14時間24分
  • ゲーム: 7時間ちょうど

タブレットとしては良好な数値ですが、注目すべきは比較対象との差です。

同スペックのOnePlus Pad Go 2には全項目で届かず

Oppo Pad Air5と同じ10,050mAhバッテリーを搭載するOnePlus Pad Go 2は、すべてのテスト項目で上回るスコアを記録しています。両機の差は以下のとおりです。

項目Oppo Pad Air5OnePlus Pad Go 2
Active Use Score13:06h14:35h約1時間半長い
通話48:40h61:48h約13時間長い
ブラウジング13:08h14:02h約1時間長い
動画再生14:24h15:47h約1時間半長い
ゲーム7:00h8:01h1時間長い

特に通話テストでの約13時間という開きは、毎日の使い勝手にも響くレベルです。同じチップ・同じバッテリー容量にもかかわらず、なぜここまで差が出るのか——その理由について、現時点では明らかにされていません。なお、バッテリーテストはOnePlusが開発したviSerアプリで自動化されている点も付記されています。

33W SuperVOOC充電は約2時間でフル——66W機におおむね並ぶ

充電テストの結果は、印象的とは言いがたい内容となりました。Oppo Pad Air5は33W SuperVOOC充電に対応していますが、計測結果は次のとおりです。

  • 15分で16%
  • 30分で33%
  • 0%から100%までは約2時間

ただし興味深いのは、公称66W(Oppo Pad Air5の約2倍)の充電に対応するHonor MagicPad4と速度面でおおむね並んでいる(mostly kept up)という指摘です。公称ワット数だけでは実際の充電速度が決まらないことを示す好例といえます。

なお、Huawei MatePad Pro 13.2(88W)が15分で64%、OnePlus Pad(80W)が同50%を記録しているのと比較すると、本機の33%は控えめな水準です。大容量バッテリーゆえに充電時間が伸びる側面もありますが、競合の中堅Androidタブレットの中では平均的なポジションに収まっています。

So What?——毎日の使い勝手に響くポイント

数値だけ並べると差が見えにくいので、体感レベルに翻訳します。

  • 通話約13時間差: ビデオ通話やWhatsApp通話を日常的に使う人なら、丸一日分の余裕がOnePlus側にあるイメージです
  • 充電約2時間: 朝の身支度中(30分)に満充電にはなりません。33%までしか到達しないため、外出前のチャージ運用なら前夜から繋いでおく前提になります
  • 動画約14.5時間: 長時間フライトや週末のながら見では実用十分。動画派なら丸1日持つ計算です

OnePlus Pad Go 2に届かなくても、Oppo Pad Air5を選ぶ理由

総合すると、Oppo Pad Air5は「長時間の動画視聴やWebブラウジング」を主用途とするユーザーには十分なバッテリー性能を提供します。一方で、同スペックのOnePlus Pad Go 2が存在し、純粋なバッテリー駆動時間ではそちらに軍配が上がるという構図です。

購入を検討する場合のポイントは、マットディスプレイによる反射軽減を重視するか、それとも純粋な稼働時間を取るかという比較になります。屋外利用や読み物中心の使い方が多いユーザーであれば、TÜV Rheinland認証のアンチグレア処理(反射97%カット)は実用価値の高い装備です。

Q&A

Q. Oppo Pad Air5のバッテリーは結局どのくらい持ちますか? ざっくり言えば「動画派なら丸1日、ゲーマーなら半日強」です。GSMArena独自のActive Use Scoreで13時間6分、動画再生で約14時間24分、ゲームで7時間という結果が報告されています。

Q. 同じ10,050mAhのOnePlus Pad Go 2と何が違うのですか? バッテリー容量とチップ(Dimensity 7300 Ultra)は同じですが、全テスト項目でOnePlus Pad Go 2のほうが長く稼働しました。特に通話テストでは約13時間の差がついています。差の原因は現時点では明らかにされていません。

Q. 33W SuperVOOC充電は遅いですか? 0%から100%まで約2時間かかります。15分で16%、30分で33%と、絶対値としては速くありませんが、公称66W対応のHonor MagicPad4とおおむね同等の速度という結果が示されています。

出典