Huaweiの人気スマートウォッチシリーズに後継Proモデルが登場しました。Huawei Watch Fit 5 Proは2026年5月に発売され、価格は**€300(約5万1千円)/£250(約4万8千円)。GSMArenaの実機レビューでは、1.82インチから1.92インチに拡大した曲面サファイアディスプレイ(3,000 nits・1Hz〜60Hz LTPO)と、約15%増量されたバッテリーによる駆動時間の体感差が高く評価されました。一方で、2026年にもかかわらず充電パッド末端がUSB-A**という点には「USB-Cが当然の時代に残念」と苦言が呈されています。長時間駆動と時代遅れの充電端子——この一点を許容できるかが買い替え判断の分かれ目になりそうです。
2.5D曲面サファイアが質感を変える——Apple Watch Ultra似の前モデルからさらに磨き上げ
全体デザインの方向性は前モデルHuawei Watch Fit 4 Proを踏襲しつつ、ディテールが磨き上げられています。サファイアガラスのフロントに2.5Dカーブエッジが施され、フラットだった前モデルよりも上品で高級感のある印象に変化したとGSMArenaは評しています。チタン製ベゼル+アルミニウム筐体という構成は据え置きで、回転クラウン(兼ボタン)と、ワークアウトメニューを呼び出すクイックボタンの配置も変わりません。
GSMArenaは前モデルFit 4 Proについて「Apple Watch Ultraに似た見た目で、はるかに安価でほぼ1週間持つ」と評価しており、Fit 5 Proではその方向性を維持しつつ、エッジの微妙なカーブによって従来モデルの実用一辺倒・スポーティすぎる印象を抑え、より洗練されたデザインに進化したとされています。
ディスプレイは1.92インチ(前モデルは1.82インチ)で、最大輝度は3,000 nitsを維持。新たに1Hz〜60Hzで可変するLTPOパネルを採用し、省電力性が向上しました。直射日光下でも視認性は高く、暗所ではフラッシュライト代わりにも使えるとされています。マイクとスピーカーも内蔵し、通話用途も「悪くない」と評価されました。
カラーバリエーションは3色展開で、それぞれ素材も異なります。
- オレンジ:シリコンコート付きのファブリックバンド(通気性・耐水耐油性を強化)、ライトゴールドのマット筐体にオレンジのアクセントライン
- ホワイト:マイクロアーク酸化処理を施した筐体+フルオロエラストマーバンド
- ブラック:黒のアクセントラインが控えめな印象のフルオロエラストマーバンド
ヘルス・フィットネス機能:HarmonyOS 6.1.0搭載、Huawei Healthアプリの入手にひと手間
ソフトウェアは独自OSのHarmonyOS 6.1.0を搭載。長方形の画面は時刻・日付・歩数・睡眠データ・天気に加え、高度や気圧などの情報表示にも余裕があります。ウォッチフェイスは無料・有料合わせて多数選択可能です。
ただし注意点として、Huawei HealthアプリはGoogle Playストアでは配信されていません。HuaweiのApp Marketアプリ、または公式サイトから最新版を入手する必要があります。
操作系については、公開されているレビュー範囲では、画面上部からのスワイプダウン操作でクイックトグルパネルが開く旨が述べられている途中で記述が途切れており、その先のUI操作・アプリランチャーの挙動・カスタマイズ可能なボタン設定などの詳細は、現時点では明らかにされていません。ヘルス・フィットネス機能群の具体的な内容についても、レビュー本記事の表示範囲では公開されていません。詳細は出典元を参照してください。
バッテリーは約15%増量、Curve経由のNFC決済が新搭載
最大のアップデートはバッテリーで、容量は前モデル比約15%増とされ、駆動時間に「体感できる差(noticeable difference in endurance)」をもたらしたとGSMArenaは評価しています。つまり、日常利用で1回の充電あたりの持ちが明確に伸びたという意味です。
充電は前モデルと共通の20Wワイヤレス充電パッド(puck型)で、ピン不要のユニバーサル仕様。ただしケーブル末端がUSB-Aである点は「USB-Cが当然の2026年において残念」と苦言が呈されています。
そしてもう一つの目玉がNFC決済対応です。Curveアプリ経由で利用可能になりました。対応カード種別・対応地域・設定手順などの詳細は、レビュー本文の表示範囲では明らかにされていません。
マレーシアでは1年延長保証、Huawei Health+の3ヶ月無料トライアル、Huawei Watch Face Membership 1ヶ月分、Huawei Freebuds SE 2のプレゼントといったバンドル特典も用意されています。
買い替えは「あり」——前モデルから体感できる進化
GSMArenaは「Watch Fit 4 Proに人気が集まったのは、Apple Watch Ultraに似た見た目でありながらはるかに安価で、ほぼ1週間持つことが理由だった」と振り返り、Fit 5 Proはそれらの点で「大きく改善された」と評しています。具体的には、1.82→1.92インチへ拡大した曲面サファイアディスプレイ、3,000 nitsを維持しつつ1Hz〜60Hz LTPO化による省電力性、そして約15%増量されたバッテリーが体感できる進化として挙げられました。
ただし、この評価にも留保はあります。バンドは前モデルと互換性があるとされる一方で、充電端子のUSB-Aも、USB-Cが標準化した現在では時代遅れに映ります。Huawei HealthがGoogle Playで配信されていない点も、Androidユーザーにとっては最初のハードルになるでしょう。
長時間バッテリーと包括的なヘルス機能を最優先するなら、Fit 4 Proからの買い替え、あるいはApple WatchやWear OSウォッチの代替候補として、検討する価値が高い1台と言えそうです。
Q&A
Q. Huawei Watch Fit 5 Proの価格と発売時期は? GSMArenaのレビューでは2026年5月発売、価格は**€300(約5万1千円)/£250(約4万8千円)と記載されています。マレーシアでは1年延長保証、Huawei Health+ 3ヶ月無料トライアル、Watch Face Membership 1ヶ月分、Freebuds SE 2のプレゼント**といったバンドルも提供されます。日本での価格・発売時期は現時点では明らかにされていません。
Q. 前モデルWatch Fit 4 Proと比べて何が変わりましたか? 主な進化点は次のとおりです。①ディスプレイが1.82→1.92インチに拡大し、サファイアに2.5D曲面エッジを採用、②1Hz〜60Hz可変のLTPOパネル化で省電力性が向上(最大輝度3,000 nitsは据え置き)、③バッテリーが約15%増量、④Curveアプリ経由のNFC決済に対応。全体デザインの方向性とバンド互換性は維持されています。
Q. 初期セットアップで注意点はありますか? Huawei HealthアプリはGoogle Playストアで配信されていない点が最初のハードルです。HuaweiのApp Marketアプリ、または公式サイトから最新版を入手する必要があります。最初のアプリ導入段階でこの点を理解しておくとスムーズです。なお、iPhoneでの動作可否についてはレビューの公開範囲では明らかにされていません。
出典
- GSMArena — Huawei Watch Fit 5 Pro review