Honorが、超大容量バッテリーを搭載する「Power」シリーズの新モデル「Honor Power3」を準備していると、中国発のリーク情報が伝えられています。狙われているバッテリー容量は11,000〜12,000mAhで、前世代Power2(10,080mAh)から最大1,920mAh、率にして約2割の上積みです。主流スマートフォンとしてのバッテリー容量記録を塗り替える可能性があると報じられています。

前世代から最大2割増、主流スマホの容量記録更新へ

GSMArenaは、中国発の新たなリーク情報として、Honorが「Power3」の開発を進めていると報じています。Honorは1月に10,080mAhという大容量バッテリーを搭載した「Power2」を発売したばかりですが、後継機ではさらに容量を引き上げる方向で動いているとされます。

Power3のバッテリー容量は11,000〜12,000mAhが狙われており、正確な数値はまだ決まっていません。これは前世代との比較で約920〜1,920mAhの上積み、最大で約2割の増量に相当します。仮にこの数値で着地すれば、主流スマートフォンとしてはバッテリー容量の記録更新となる可能性があります。

なお、これは中国発の噂段階の情報であり、Honorからの公式発表ではない点に留意が必要です。最終的な数値や仕様については、続報を待つ必要があります。

SoCはDimensity 8600へ世代更新

Power3にはMediaTek Dimensity 8600 SoCの搭載が見込まれています。Power2が搭載していたDimensity 8500の次世代版にあたるチップで、シリーズとして同じファミリーの最新世代を採用する流れです。

ディスプレイは6.8インチのフラットなLTPS OLEDで、解像度は「1.5K」。GSMArenaによると、前世代Power2もサイズ・スペックともに類似のディスプレイを搭載しているとされており、Power3でもパネル仕様には大きな変更がない見込みです。

項目Honor Power2Honor Power3(噂段階)
バッテリー10,080mAh11,000〜12,000mAh
SoCMediaTek Dimensity 8500MediaTek Dimensity 8600
ディスプレイサイズ・仕様ともPower3と類似とされる6.8インチ LTPS OLED / 1.5K
発売1月発売済み数か月先と見られる

発売までは数か月、確定情報と噂情報の切り分けがカギ

Power3の実際のリリースまでには、まだ数か月の時間がかかるとの見方が示されています。それまでに、さらに多くのリーク情報が出てくる余地があるため、最終的なバッテリー容量や正式なスペックは現時点で確定していません。

現段階での情報は、確定情報と噂情報を切り分けて読むのが安全です。

  • 確定情報:Honor Power2は1月に発売、バッテリー10,080mAh、SoCはDimensity 8500
  • 噂情報:Power3のバッテリー11,000〜12,000mAh、SoCはDimensity 8600、6.8インチ LTPS OLED / 1.5K
  • 留保点:すべて中国発のリークで、Honor公式発表ではない。発売時期も「数か月先」と幅がある

現時点では、Honor Power3を「11,000mAh級の大容量バッテリーを搭載する可能性のある後継機」と捉えるのが妥当です。具体的な仕様や発売時期については、Honorの公式発表または続報を待つのが安全と言えます。

Power2から引き継がれる可能性が高い充電・耐久性スペック

Power3の細部はまだ不明ですが、土台となるPower2の仕様を確認しておくと、後継機の方向性が見えてきます。

充電と堅牢性の基準

  • 充電:10,080mAhのバッテリーは80Wの有線充電に対応し、Power2自体をモバイルバッテリーとして他のデバイスへ最大27Wで逆充電することも可能です。
  • 薄さ・重量:巨大なバッテリーを搭載しながら、Power2は厚さ8mm未満、重量216gに収まっています。
  • 防塵防水:IP66/IP68/IP69/IP69Kのフル防塵防水保護を備えています。
  • 電池寿命:第4世代シリコンカーボンバッテリーで6年の耐久性がうたわれています。

価格面では12GB+256GBが2,699元、12GB+512GBが2,999元で展開されており、Power3でも同等の価格帯と機能継承が後継機を読み解く前提となります。Power2が築いた「大容量・高速充電・タフネス・長寿命」という土台がそのまま引き継がれるのか、あるいは充電速度や堅牢性のさらなる強化が図られるのかが、Power3を見る際の注目点になります。

2026年のバッテリー大容量化競争——Honorだけではない潮流

Power3の登場が注目される背景には、2026年に入って業界全体で大容量化が一気に加速している事実があります。

2026年1月時点で、世界のスマートフォン平均バッテリー容量は5,291mAhに到達し、前年比で約400mAh増加。これは2021年12月以降で最大の前年比伸び率となっています。

ライバル各社の動きも活発です。リーク情報をまとめると次のとおりです。

時期動向
2026年2月vivoが12,000mAhバッテリー搭載機をテスト中
2026年3月Honor X80 GTが主流スマホのバッテリー容量記録更新候補と噂

ミッドレンジ帯でも動きがあり、Realme P4 Powerは10,001mAhバッテリーを搭載するミッドレンジ機として登場しています。Power3の「11,000mAh級」という数値は、こうした各社の競争マップの中でこそ価値が見える数字と言えます。平均5,291mAhの2倍を超える容量を狙う動き自体が、業界の大容量化トレンドの先端を示すものとなっています。

Q&A

Q. Honor Power3のバッテリー容量はいくつになるのですか? 11,000〜12,000mAhが狙われており、正確な数値はまだ決まっていません。前世代のPower2(10,080mAh)から約920〜1,920mAhの上積み、最大で約2割の増量となる計算です。

Q. Power2と比べて何が進化するのですか? 主な進化点はバッテリー容量とSoCです。バッテリーは10,080mAhから11,000〜12,000mAhへ最大約2割増量され、SoCはDimensity 8500からDimensity 8600へ世代更新される見込みです。一方、ディスプレイは6.8インチのフラットLTPS OLED / 1.5Kで、GSMArenaによれば前世代Power2もサイズ・スペックともに類似のパネルを搭載しているとされ、大きな変更はない見込みです。

Q. いつ発売されますか? 具体的な発売日は公表されていません。実際のリリースまでには、まだ数か月の時間がかかると見られています。

出典