Wiiリモコン(Wiimote)のようにテレビに向けてカーソルを動かす——そんな操作スタイルがGoogle TVにやって来るかもしれません。Android Authorityによると、Google TVチームはリモコンをテレビに向けて画面上のアイテムを指し示せる「ポインター操作」の導入を準備していると報じられています。十字キーで一つずつフォーカスを送る従来の操作から、目的のアプリやコンテンツへ一気にカーソルを飛ばせる方式への切り替えが視野に入ります。
十字キー操作はもう古い?Wiimote式の新操作
Google TVチームは、ページの移動を少し速くすることを狙って、モーション制御によるポインター操作を大画面向けに導入する計画を進めているとされています。動作イメージはシンプルで、リモコンをテレビに向け、選択したいアイテムにカーソルを合わせる形で操作する仕組みです。
Android Authorityは、マウスとカーソルで目的のアプリへ素早くアクセスする操作感に近いと説明したうえで、より分かりやすい比較対象として「Wiimoteで画面上のアイテムを操作する感覚」を挙げています。
So What?日常のテレビ体験はどう変わるか
十字キーで一つずつフォーカスを動かす従来の方式では、Netflixの奥の方にある作品にたどり着くまでに何度もボタンを押す必要がありました。ポインター操作が実現すれば、画面の端にある作品にも一発でカーソルを飛ばせるようになり、子供がチャンネルや番組を切り替えるときのストレスも軽減できそうです。アプリ数や行数が増え続けるホーム画面ほど、この恩恵は体感しやすくなると考えられます。
開発者向けにはアプリの対応申告も案内か
報じられている内容によれば、開発者に対しては自分のアプリがポインター入力に対応しているかをGoogle Playに登録するよう案内が出ているとされています。これにより、ユーザーは自分が使っているアプリがポインター操作に対応しているかどうかをPlay Store上で確認できるようになる見込みです。
リモコンのモーション操作はアプリ側の対応状況によって体験が変わりやすいため、Play Store上で対応可否が分かる導線は実用面で意味があります。動画系・ゲーム系・ライブ配信系などアプリの種類ごとに対応状況の差が出る可能性があり、ユーザーが「自分のよく使うアプリで使えるのか」を事前にチェックできる点は有用です。
提供時期・対応機種は未公表
具体的な提供開始時期や対応リモコン・対応テレビの条件は、現時点では明らかにされていません。続報を待ちましょう。
Q&A
Q. ポインター操作とは具体的に何ができる仕組みですか? リモコンをテレビに向けると画面上にカーソルが表示され、選択したい項目に直接カーソルを合わせて選べる方式です。マウス操作やWiimoteの操作感覚に近いイメージで、Google TVのホーム画面のような情報量の多いページの移動を少し速くすることを狙ったものとされています。
Q. 自分のよく使うアプリで使えるかはどう分かりますか? 開発者はアプリがポインター入力に対応しているかをGoogle Playに登録するよう案内されていると報じられています。これによりPlay Store上でポインター対応の有無を確認できるようになる見込みです。
Q. 既存のGoogle TVデバイスや今持っているリモコンでそのまま使えますか? 既存デバイスがファームウェア更新で対応するのか、新しいリモコンの購入が必要になるのかといった詳細は、現時点では明らかにされていません。