メイン200MP・超広角50MPというUltra級センサーが、より小型の「Galaxy S27 Pro」に降りてくるかもしれません——しかも価格は$1,100(約17万円)前後とされ、Galaxy S25 Edgeと同水準にとどまる可能性があります。Android Authorityによると、リーカーのIce Universe氏と韓国ブロガーYeux1122氏が、それぞれ別の情報源から似た内容を指摘しています。いずれも未確認のリーク情報であり、現時点では参考程度に受け止めるのが妥当です。
登場するモデルの位置付け(先に整理)
本記事には複数の機種名が登場するため、関係性を先に整理しておきます。
- Galaxy S25 Edge: 既発売の薄型モデル。メイン200MP・超広角50MP・望遠なし、価格$1,100。今回の比較基準。
- Galaxy S26 Plus: 現行世代の上位機。S27 ProはこれよりもOLEDが小型(6.47インチ)と伝えられる。
- Galaxy S27 Pro: 本記事の主役。Ultra級のメイン・超広角カメラを搭載する可能性が浮上中。
- Galaxy S27 Ultra: 来年登場予定のフラッグシップ。S27 Proのカメラはこれと同等とされる。
メイン200MP・超広角50MPの「Ultra級」センサーが噂される
Ice Universe氏はWeiboで、Galaxy S27 ProがGalaxy S27 Ultraと同じメインおよび超広角カメラを搭載する可能性があると指摘しました。さらに、これらは「entirely new sensors(完全に新しいセンサー)」になるとも付け加えています。ただし同氏は不特定の噂を引用しており、Android Authorityも「大いに割り引いて受け止めるべき」と注意を促しました。
望遠カメラについては別仕様になるとされていますが、詳細には踏み込んでいません。なお、Android Authorityは2021年以降サムスンのフラッグシップに搭載され続けている10MPの3x望遠カメラが今回も流用されないことを期待する、とコメントしています。これは長年同じ仕様が据え置かれており、望遠性能が他社上位機と比べて見劣りしやすい点を踏まえた指摘とみられます。
韓国筋からも「Edgeシリーズに近い構成」との情報
韓国のブロガーYeux1122氏は、関連企業からの情報をまとめたものとして、Galaxy S27 ProのカメラセットアップがサムスンのEdgeシリーズに「ほぼ同等」だと伝えています。ただし同氏は、これがカメラの「数」を指しているわけではないと強調しました。
参考までに、Galaxy S25 Edgeは200MPのメインカメラと50MPの超広角を搭載する一方、望遠カメラを持たない構成です。Ice Universe氏のリークと合わせて読み解くと、S27 Proは少なくともメイン200MP・超広角50MPを備える可能性が高まります。
これがユーザーにとって何を意味するか
仮にこれらのリークが現実になれば、ユーザーには「より小さい筐体・より手の届く価格で、Ultra級の写真体験」という選択肢が生まれます。S27 Proは6.47インチOLEDでS26 Plusより小型と伝えられ、価格は$1,100(約17万円)前後でS25 Edge水準とされるため、Ultraの大画面・高価格を避けたいユーザーにとって、Ultra級メイン・超広角カメラを手にする現実的な選択肢になり得ます。
価格は約17万円、S25 Edgeと同水準か
Yeux1122氏はさらに、サムスンがGalaxy S27 Proに大型バッテリーと、Ultra機に並ぶ上位ディスプレイを搭載する方向で進めていると伝えました。価格についてはGalaxy S25 Edgeと同程度の$1,100(約17万円)になる可能性があるとしつつも、「多くの変動要素がある」と慎重な姿勢を示しています。
これらの新情報は、ここ数日報じられているGalaxy S27 Pro関連の他のリークに連なります。韓国メディアのET Newsは先月、S27 ProがUltraの機能の大半を備える一方でS Penは見送られると報じ、今週には同機が6.47インチのOLEDディスプレイを採用し、Galaxy S26 Plusよりも小型になると伝えました。
新センサー「ISOCELL HP6」とLOFIC技術が要のカギ
Pro機にも降りてくるとされる「完全に新しいセンサー」の正体は、S27 Ultra向けに開発が進む新型200MPイメージャーとみられます。Ice Universe氏はS27 UltraにISOCELL S5KHP6と呼ばれる新200MPセンサーが採用され、LOFIC技術によりダイナミックレンジが大幅に向上すると示唆しています。HP6は上位センサーISOCELL HPAの派生版で、物理サイズは1/1.3インチを維持しつつ内部アーキテクチャを刷新する設計とされています。
望遠側の仕様で生まれる違い
S27 Ultraは5xペリスコープズームと10xインセンサークロップを継続する見込みで、S27 Proには3〜4x、もしくはより安価な5xセンサーが採用される可能性があります。
バッテリーと筐体設計の刷新が背景にある
ProのカメラがUltra級に揃う一方で、Ultra側ではハードウェアの土台そのものが見直されています。
| 項目 | 現行S26 Ultra | S27 Ultra(噂) |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 5,000mAh | 約5,500mAh(シリコンカーボン) |
| 3x望遠モジュール | 搭載 | 廃止 |
| リアカメラ配置 | 縦並び | 水平カメラバー |
S27 Ultraは3x望遠モジュールを廃して内部スペースを確保し、バッテリー容量の増強と本体軽量化を同時に実現する設計とされています。5年間続いた5,000mAhの上限を破り、5,500mAhのシリコンカーボンセルで約10%の容量増を実現しつつ、エネルギー密度の向上で物理サイズの増加は最小限に抑える計画です。外観面では従来のフローティングカメラリングを廃止し、Galaxy S10時代を彷彿とさせるクリーンな水平レイアウトを採用する可能性も指摘されています。こうした大規模刷新を伴うS27シリーズの発表は、2027年第1四半期、2月頃が想定されています。
Q&A
Q. Galaxy S27 Proのカメラ仕様は確定したのですか? いいえ、確定していません。Ice Universe氏とYeux1122氏のリーク情報が出ている段階で、Android Authorityも各情報源について「大いに割り引いて受け止めるべき」「情報源について十分な確証がない」と注意を促しています。
Q. Ultraと同じ性能ならProを選ぶ意味は何ですか? 現時点で報じられているのは、メインと超広角がUltra相当で、望遠カメラは別仕様、S Penは非搭載、ディスプレイは6.47インチで小型、というプロフィールです。「より小さい筐体でUltra級の体験」を求めるユーザー向けの選択肢になる可能性があります。
Q. 発売時期と日本展開は? Android Authorityでは「来年」にベース(S27)・Plus・Ultraと同時ローンチが想定されているとされており、S27 Proもこのタイミングに合わせて投入される見通しです。ただし、具体的な発表日や日本市場での展開については現時点で公表されていません。
出典
- Android Authority — The Galaxy S27 Pro might bring a Pro-tier camera setup after all
- GizChina — Samsung Galaxy S27 Ultra Early Leaks: LOFIC Sensor, 5,500mAh Battery and a Camera That's Four Years Late
- Notebookcheck — Galaxy S27 Pro, Galaxy S27 Ultra camera specs leak: New sensors, zoom to make all the difference