約6万3千円で7,540mAh——XiaomiはRedmi Turbo 5をインド市場で正式に発表しました。今年初めに中国で先行発売されたモデルのインド版で、MediaTek Dimensity 8500-Ultraと7,540mAhという破格の大容量バッテリーを搭載しながら、INR 37,999($400、約6万3千円)からというコストパフォーマンスが最大の武器です。

中国版との違いはバッテリー容量わずか20mAh

インド版Redmi Turbo 5は、中国版とほぼ同一仕様で投入されます。唯一の違いはバッテリー容量で、中国版が7,560mAh、インド版が7,540mAhと20mAh差にとどまります。実用上は体感できないレベルの差ですが、地域別に微妙なチューニングが施されている点は興味深いところです。

ディスプレイは6.59インチのフラットAMOLEDで、リフレッシュレート120Hz、ピーク輝度3,500nits、1.5K解像度を備えます。GSMArenaのコメント欄では「6.59インチをコンパクトと呼べるのか」という指摘も寄せられており、本体サイズについての見方は分かれそうです。

7,540mAhを支える3Dアイスループ冷却とDimensity 8500-Ultra

SoCにはMediaTek Dimensity 8500-Ultraを採用し、5,300mm²のベイパーチャンバーを用いた3Dアイスループ冷却システムで発熱を抑える設計です。長時間のゲームプレイでもサーマルスロットリングを抑え、性能を維持しやすい構成と言えます。メモリは最大12GB LPDDR5X、ストレージはUFS 4.1規格を採用します。UFS 4.1の高速転送により、大容量動画の書き出しやアプリ起動の体感速度に効いてきます。

カメラ構成は以下のとおりです。

用途センサー評価
メイン(背面)50MP Sony IMX882日常撮影の主役
超広角(背面)8MP補助的な位置づけ
フロント20MPセルフィー・ビデオ通話向けに十分な解像度

このほか、メタルフレーム、画面内指紋認証、IP69K等級、カメラモジュール内蔵のRGBリングライト、赤外線センサー、ステレオスピーカーを備えます。OSはAndroid 16ベースのHyperOS 3で、4年間のソフトウェアアップデートと6年間のセキュリティアップデートが約束されています。

7,540mAh+100W急速充電がもたらすヘビーユース耐性

バッテリーは7,540mAhと、近年のフラッグシップ級と比べても余裕のある容量です。100W有線急速充電に加え、27Wのリバース有線充電にも対応します。大容量と高速充電の両立はRedmi Turboシリーズの強みで、ヘビーユースでも1日を余裕で乗り切れる構成です。リバース充電対応により、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチへの給電用バッテリーとしても活用できます。

価格と販売情報

インドでの価格設定は以下のとおりです(円換算は概算)。

  • 8GB/128GB: INR 37,999($400、約6万3千円)
  • 12GB/256GB: INR 40,999($435、約6万8千円)

カラーバリエーションはAsphalt Black、Nitro Blue、Turbo Whiteの3色展開で、販売は6月19日からMi.com公式ストア、Amazon India、一部オフラインリテーラーで開始されます。なお、日本での発売予定については現時点で公表されていません。

並行輸入を検討するなら、7,540mAhの大容量と100W充電、IP69K等級を約$400(約6万3千円)で手にできる点が大きな魅力です。一方、6.59インチというサイズ感を「コンパクト」と捉えられるかは購入判断の分かれ目になりそうです。

Q&A

Q. 中国版とインド版で違いはありますか? バッテリー容量のみ異なります。中国版が7,560mAh、インド版が7,540mAhで、20mAh差にとどまります。その他のスペックは同一です。

Q. 日本での発売はありますか? 現時点で日本市場向けの発売情報は公表されていません。入手するには並行輸入などを検討する必要があります。

Q. 100W充電器は同梱されますか? 同梱の有無は公表情報の範囲では明らかにされていません。詳細は出典元および販売チャネルの製品ページで確認することをおすすめします。

Q. 同価格帯の他機種と比べてどこが強みですか? $400クラスで7,540mAhという大容量バッテリー、100W急速充電、IP69K等級、UFS 4.1ストレージを同時に備える点が際立ちます。冷却機構もベイパーチャンバー採用で、ゲーミング用途での持続性能も期待できます。

出典