約3,000元(約6万円)でSnapdragon 8 Eliteと8,500mAhバッテリー、さらにアクティブ冷却ファンまで——そんな構成が噂される「Redmi K90 Ultra」を、Redmiが今月中に中国で発表すると公式に告知しました。中国国内では2026年6月16日から事前予約も始まっており、ゲーマー向けフラグシップとしての位置づけが鮮明になってきました。

約6万円でフラグシップ級ゲーミング体験か、今月中国で発表

RedmiはWeibo上の投稿で、K90 Ultraを今月中に中国で発表すると公式に告知しました。Xiaomi Group President(シャオミ・グループ社長)のLu Weibing氏によれば、本機はラインナップ内で「Redmi K90 Max」の下位に位置づけられ、価格は約3,000元(約6万円)前後になるとされています。中国国内では2026年6月16日から事前予約(pre-reservation)が開始されました。

約3,000元という価格は、Snapdragon 8 Elite+8,500mAhというリーク通りの構成が事実であれば、同価格帯のミドルハイ機を一気に置き去りにできるインパクトを持ちます。日本円換算で約6万円という水準は、国内で言えばミドルレンジ機の主戦場であり、そこにフラグシップSoCと8,500mAhクラスの大容量バッテリーが載るとすれば、ゲーマーにとっての体感的な意味は小さくありません。

ゲーマー向け「パフォーマンス特化」モデルという位置づけ

K90 Ultraは、フラグシップ級のハードウェアをゲーマー向けに最適化した「パフォーマンス特化型スマートフォン」として打ち出されています。上位モデルであるRedmi K90 MaxがMediaTek Dimensity 9500を搭載するのに対し、Ultraは下位に位置しながらも、性能を重視した独自路線を取る構成と読めます。

ただしRedmi自身は本機の公式スペックをまだ公開していません。具体的な仕様の全容は、今月予定されている正式発表を待つ必要があります。

Snapdragon 8 Elite・8,500mAh・冷却ファンのリーク

公式情報を補うかたちで、複数のリーク情報が本機の中身を示唆しています。報道で伝えられている主な構成は次の通りです。

  • チップセット: Snapdragon 8 Elite
  • バッテリー容量: 8,500mAh
  • 冷却機構: アクティブ冷却ファン(搭載の噂)
  • 価格帯: 約3,000元(約6万円)前後
  • 発表時期: 2026年6月中(中国)
  • 事前予約開始: 2026年6月16日(中国)

8,500mAhというバッテリー容量は、上位のRedmi K90 Max(Dimensity 9500・8,500mAh Si-Cバッテリー・100W充電)と同等の大容量です。さらにアクティブ冷却ファンの搭載が噂されており、長時間ゲームプレイ時のサーマルスロットリングを抑え、ピーク性能を維持しやすい構成になり得ます。

これらはあくまでリーク段階の情報であり、最終仕様で変更される可能性があります。

どちらを買うべきか——Ultraか、Max待ちか

ゲーミング用途を最優先し、なるべく安く高フレームレートを長時間維持したいなら、Snapdragon 8 Elite+8,500mAh+冷却ファン構成が噂されるK90 Ultraが本命候補になります。一方で、上位モデルのDimensity 9500・8,500mAh Si-Cバッテリー・100W充電を備えるK90 Maxの総合力で選びたいなら、Maxを待つ判断にも合理性があります。約3,000元(約6万円)という価格が事実なら、Ultraは「性能/価格」の比率でかなり攻めた1台になりそうです。グローバル展開や日本市場への正式投入は現時点では明らかになっておらず、購入を本格的に検討するなら今月予定の正式発表で確定スペックと価格を確認するのが安全です。

3C認証で見えてきたディスプレイ・防水・指紋センサーの全貌

中国の3C認証データベースには、Redmi K90 Ultraがモデル番号「M332BF」として登録され、100W有線急速充電への対応が公的に裏付けられました。さらに複数のリークによれば、ハードウェア構成はゲーミング機としては異例の充実ぶりです。

項目内容
ディスプレイ6.8インチ 1.5K フラットOLED、165Hz
指紋認証超音波式
スピーカーデュアルステレオ
防塵防水IP68/IP69
充電100W有線(3C認証)
開始価格(噂)3,499元未満

165Hz駆動のOLEDと超音波指紋センサーは、これまで上位フラグシップでのみ採用される傾向の強かった組み合わせです。加えてIP69等級は高温・高圧の噴流水にも耐える規格で、ゲーミング志向モデルとしては珍しい防水水準と言えます。開始価格が3,499元未満との噂が事実であれば、これだけの構成を備えながら価格面でも攻めた1台になりそうです。

ライバルは何をしているか——アクティブ冷却ファン搭載機の現在地

ファン搭載というK90 Ultraの方向性は、ゲーミングスマホ専業ブランドが先行してきた領域です。2026年の競合状況を俯瞰すると、立ち位置の違いが鮮明になります。

  • RedMagic 11 Pro: 内蔵ターボファンと液冷を組み合わせる設計で、7,500mAhバッテリーと80W急速充電を搭載しています。
  • ターボファン性能: 24,000〜25,000RPMで動作し、上位の11 Pro+ではファン部がIPX8等級で完全水没にも耐えるとされています。
  • ASUS ROG Phone 9 Pro: 外付けの「AeroActive Cooler」に頼る方式で、ASUSは2026年に新モデルを投入しない見込みです。

8,500mAhというバッテリー容量と内蔵ファンの両立は、7,500mAhのRedMagic 11 Proを容量面で上回るスペックであり、専業ブランドの牙城に主要メーカーが正面から踏み込む形となります。外付けクーラー方式のROG Phone 9 Proに対しても、本体内蔵で完結する点は日常使いの取り回しで優位に立つ可能性があります。

Q&A

Q. K90 UltraとK90 Maxはどちらを買うべき? ゲーミング特化で価格重視ならUltra、Dimensity 9500・8,500mAh Si-Cバッテリー・100W充電を備えるMaxの総合性能を重視するならMaxが軸になります。Ultraは約3,000元(約6万円)前後・Snapdragon 8 Elite・8,500mAh・冷却ファン搭載との噂で、コストパフォーマンス面で優位に立つ可能性があります。

Q. 価格はいくらになりますか? Xiaomi Group PresidentのLu Weibing氏によると、約3,000元(約6万円)前後になるとされています。中国国内では2026年6月16日から事前予約も開始されています。

Q. Snapdragon 8 Eliteと8,500mAhバッテリーの搭載は確定ですか? いずれもリーク段階の情報で、確定ではありません。Redmiは公式スペックをまだ公開していないとされています。

出典