iPhone 17シリーズが切り拓いた「正方形セルフィー」の波が、ついに100MPクラスでAndroid陣営にも到達しそうです。中国のリーカーDigital Chat Stationによると、Oppo Find X10シリーズとHonor Magic9シリーズの両方で、100MP級・1:1フォーマットのセルフィーカメラがテストされていると報じられています。端末を回さずに縦横どちらの構図でも撮れる新しい撮影体験が、フラッグシップAndroidにも本格的に波及する可能性があります。なお、いずれも非公式のリーク段階の情報であり、最終仕様で変更される可能性があります。
Oppo Find X10シリーズはSamsung製1/2.5インチ100MPを採用か
Digital Chat Stationによると、Oppo Find X10シリーズはSamsungが開発した100MPのセルフィーカメラセンサーを搭載する可能性があると伝えられています。センサーフォーマットは1:1の正方形で、サイズは1/2.5インチとされています。
現行のOppo Find X9 Proのセルフィーカメラと比較して、フォーマット自体が縦横比1:1に切り替わる点が大きな違いです。1:1センサーは縦撮りと横撮りのどちらでも端末を回転させずに同じ画角を確保でき、より広い視野角でグループセルフィーや背景を取り込みやすくなります。100MPという高画素は、SNS投稿で縦長や横長にトリミングしても解像感を保ちやすく、後からの構図変更にも余裕が生まれます。
縦持ちのまま横構図が撮れる——1:1センサーOVA0Bの実利
Honor Magic9シリーズについては、別のWeibo投稿でDigital Chat Stationが100MPのフロントカメラをテスト中だと主張しています。評価中とされるのはOVA0Bセンサーで、サイズは1/1.8インチ。これを1:1の正方形フォーマットにクロップして使う構成が見込まれていると伝えられています。
Oppo Find X10とHonor Magic9のセルフィーセンサー比較
| 機種 | センサー | 画素数 | サイズ | フォーマット |
|---|---|---|---|---|
| Oppo Find X10 | Samsung製(型番非公開) | 100MP | 1/2.5インチ | 1:1ネイティブ |
| Honor Magic9 | OVA0B | 100MP | 1/1.8インチ | 1:1クロップ運用 |
セルフィーセンサーとして1/1.8インチは、フリップアウト式や折りたたみで背面カメラを流用する構成を除けば史上最大級のサイズです。受光面積が広いほど暗所での暗部ノイズを抑えやすく、被写界深度の浅い自然なボケも得やすくなるため、夜間の自撮りや屋内のグループ撮影での実用性が高まると期待できます。さらに100MPからの画素統合(ピクセルビニング)を組み合わせれば、低照度時の階調表現とディテール再現の両立が見込めます。Honor Magic8のセルフィーカメラからの世代交代として、受光量・トリミング耐性・構図自由度のいずれにおいても大きく踏み込む構成といえます。
ハイエンド全体の方向性——リアは200MPメイン+64MPペリスコープ望遠
セルフィーカメラだけでなく、ハイエンド全体の方向性として、Digital Chat StationはHonor Magic9のリアカメラに関する過去のリーク内容も改めて整理しています。メインカメラには200MP、望遠側には64MPのペリスコープレンズが採用される見込みだと報じられています。
メインの200MPについては、Honorが複数のセンサーを並行してテストしているとされ、候補は以下の3種類です。
| センサー | サイズ |
|---|---|
| OV52A | 1/1.28インチ |
| OV52B | 1/1.28インチ |
| OVB0D | 1/1.12インチ |
OV52AとOV52Bはいずれも1/1.28インチで横並び、OVB0Dはそれを上回る1/1.12インチと、候補のなかでもひときわ大きなフォーマットです。Digital Chat Stationによれば、最終的にどのセンサーが採用されるかでHonor Magic9のメインカメラ画質の方向性が大きく変わる可能性があるとみられます。リアの200MP・64MPペリスコープとフロントの1:1・100MPは、いずれも「大型センサー+高画素」という同じ思想で揃えられている点が読み取れます。
正方形セルフィーの意味——iPhone 17が先行した流れがAndroidへ
正方形フォーマットのセルフィーカメラは、すでにiPhone 17シリーズが採用しています。1:1センサーの利点は、端末の向きを変えずにポートレートとランドスケープの両方で同じ画角を確保できる点と、より広い視野で人物や背景を取り込める点にあります。
今年初めには、OppoとHuaweiが今後のフラッグシップで正方形セルフィーセンサーを採用するかもしれないという噂が出ていました。今回、Oppoが100MPセンサーを使うとされる別のリークに続き、Honor Magic9にも同じ流れが及んでいる可能性が示されたかたちです。
現時点では、これらは中国のリーカーによる非公式情報の段階にとどまります。センサー選定や最終的なクロップ運用の有無は、製品発表まで確定情報として扱わないのが妥当です。続報を待ちましょう。
Q&A
Q. 正方形セルフィーセンサーの何が便利なのですか? 端末を回転させなくても縦・横どちらの構図でも同じ画角で撮影でき、視野が広いためグループセルフィーや背景込みの撮影に向きます。iPhone 17シリーズが先行採用しています。
Q. Oppo Find X10とHonor Magic9のセンサーサイズはどちらが大きいですか? 報じられている情報では、Oppo Find X10が1/2.5インチ、Honor Magic9が1/1.8インチで、セルフィー用としてはHonor Magic9側が大きいフォーマットです。ただしHonor側は1:1にクロップして使うとされており、実効領域は変わる点に注意が必要です。
Q. Honor Magic9のリアカメラはどのような構成と報じられていますか? メインカメラ200MP+ペリスコープ望遠64MPの構成が見込まれていると伝えられています。メインの200MPには、1/1.28インチのOV52A・OV52B、そして1/1.12インチのOVB0Dという3種類のセンサーが並行してテストされているとされています。
Q. 現行モデルからどの程度進化する見込みですか? Honor Magic9のセルフィーは、報じられている1/1.8インチクラスが正しければ、一般的なスマートフォンのフロントカメラとしては最大級の受光面積となり、Honor Magic8世代からは大きなジャンプになる見込みです。リアも200MPメイン+64MPペリスコープという構成が伝えられており、フロント・リア両面で大幅な底上げが期待されます。