iQOOがT系列の第1弾となる「iQOO 15T」を発表しました。通常の iQOO 15 / 15 Ultra が採用する Snapdragon 8 Elite Gen 5 ではなく、MediaTek の Dimensity 9500「Monster Edition」を搭載する点が大きな特徴です。8,000mAh の大容量 Si-C バッテリーと200MPメインカメラを組み合わせ、ゲーミングとカメラの両軸で攻める構成になっています。
Dimensity 9500 Monster Edition と Q3 ゲーミングチップ
iQOO 15T はチップに MediaTek の Dimensity 9500 Monster Edition を採用しています。これは通常版 Dimensity 9500 のカスタム版で、iQOO 独自の「Q3」ゲーミングチップとの組み合わせによりフレームレートの安定性を高めているとされています。
メモリ・ストレージは最大で 16GB LPDDR5X RAM と 1TB UFS 4.1 まで選択可能で、ゲーミング志向としては妥当な上限構成です。OS は Android 16 ベースの OriginOS 6 を搭載しています。
GSMArena のコメント欄には、同じ価格帯で 8 か月前に発売された iQOO 15 の方がバッテリー以外の大半のスペックで上回るとの個人ユーザーからの指摘も寄せられています。あくまで一読者の感想ではあるものの、バッテリー以外のアップグレード幅をどう評価するかは購入判断の分かれ目になりそうです。
8,000mAh Si-C バッテリーと 100W 充電、ただしワイヤレスは非搭載
もう一つの目玉が 8,000mAh の Si-C(シリコンカーボン)バッテリーです。本体サイズ感を維持しつつ大容量化できる方式で、100W の有線急速充電に対応します。
一方でワイヤレス充電は今回見送られています。防塵防水は IP68 / IP69 のデュアル等級に対応しており、水周りでの利用にも耐えられる仕様になっています。
200MP メイン + 50MP 超広角と 6.82 インチ 2K 144Hz ディスプレイ
カメラは iQOO ブランド初の 200MP メインカメラを搭載し、1/1.56 インチのセンサーに f/1.88 のレンズと光学式手ぶれ補正(OIS)を組み合わせています。サブには 50MP 超広角を備えるデュアル構成です。
ディスプレイは 6.82 インチの 8T LTPO AMOLED で、解像度は 3,168 × 1,440px の 2K、リフレッシュレートは 144Hz に達します。ピーク輝度は局所表示で 4,500 nits、フロントカメラは 16MP、指紋認証は超音波式センサーを採用しています。
価格はベース 3,799 元(約8万円)から、T 系第 1 弾の立ち位置
カラーは black / white / gradient の 3 色展開で、価格は中国市場ベースで次のとおりです。USD・EUR はソースに記載された換算値、円換算は概算値として併記しています。
| 構成 | 価格(CNY) | 換算(USD / EUR) |
|---|---|---|
| 12GB + 256GB | 3,799元(約8万円) | $558(約8万7千円) / €480(約8万円) |
| 16GB + 1TB | 5,699元(約12万円) | $836(約13万円) / €721(約12万円) |
iQOO 15T は T 系初号機として、Snapdragon 8 Elite Gen 5 を載せる無印 / Ultra とは別軸で「Dimensity 9500 Monster + 大容量バッテリー + 200MP カメラ」をまとめ上げた構成です。一方で、コメント欄では同価格帯の iQOO 15 がスペック面では上回るとの個人の声もあるため、バッテリー駆動時間・カメラ画素数・チップ違いをどこまで重視するかが判断軸になります。中国国外での展開や日本市場向けの価格・キャリア対応については、現時点では公表されていません。続報待ちと判断するのが妥当です。
Q&A
Q. iQOO 15T と iQOO 15 / 15 Ultra の最大の違いは何ですか? チップが異なります。iQOO 15 / 15 Ultra が Snapdragon 8 Elite Gen 5 を採用するのに対し、iQOO 15T は MediaTek Dimensity 9500 Monster Edition を搭載します。加えて 8,000mAh Si-C バッテリーと 200MP メインカメラを組み合わせている点が 15T 固有の特徴です。
Q. ワイヤレス充電には対応していますか? 非対応です。100W の有線急速充電のみ対応し、ワイヤレス充電は今回見送られています。防塵防水は IP68 / IP69 に対応します。
Q. 日本での発売予定はありますか? 中国市場での発表段階の情報のみが公開されており、グローバル展開や日本での発売・価格に関する情報は現時点では公表されていません。