Samsungが次期スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra 2」で、従来の4G版に加えてBluetoothとWi-Fiのみに対応する廉価版を準備しているとのリーク情報が浮上しました。Android Authorityが報じた内容によれば、より手頃な価格帯の代替モデルとして位置付けられる見込みです。初代Galaxy Watch Ultraは4G版のみの一本立てだったため、もし実現すればセルラー契約不要・本体価格を抑えたい層にも選択肢が広がり、スマホ連携前提でUltraを使いたいユーザーにとってメリットが大きい構成変更となります。
初代は4G一本だったUltraに、廉価版登場の可能性
Android Authorityの報道によると、SamsungはGalaxy Watch Ultra 2のコストを抑えるため、2つ目のバリエーションとしてBluetooth/Wi-Fi接続のみに対応するモデルを検討しているとされています。これが実現すれば、ユーザーは高価な4Gモデルと廉価なBluetooth/Wi-Fiモデルから選べるようになる可能性があると伝えられています。
初代のGalaxy Watch Ultraは4G接続版のみの展開だったため、この2モデル戦略が実現すればUltraシリーズとしては初の構成変更となります。セルラー回線契約が不要になれば月々の通信料負担がなくなり、本体価格も4G版より抑えられる可能性があるため、スマホとペアリングして使う前提のユーザー層には魅力的な選択肢となりそうです。
欧州市場限定のBluetooth/Wi-Fi版、米国・韓国限定の5G版とされる観測
報じられている内容では、このBluetooth/Wi-Fi版は欧州市場限定の仕様として準備されているとされ、他地域での展開可能性については現時点では明らかにされていません。
一方、米国向けには別のモデルが用意されている可能性も伝えられています。モデル番号「SM-L715F」のデバイス向けファームウェアが発見されており、これがGalaxy Watch Ultra 2の5Gバリアントではないかとの見方が示されました。さらにこの5G版は米国・韓国市場限定の販売仕様となる可能性があると伝えられています。整理すると以下のような市場別の展開が噂されています。
| 市場 | 想定バリアント | 接続要件・特徴 |
|---|---|---|
| 欧州限定 | Bluetooth/Wi-Fi版(廉価モデル) | スマホ連携前提・セルラー契約不要・欧州版のみの仕様 |
| 米国・韓国限定 | 5G版(SM-L715F とされるモデル) | 単体通信が可能・米国/韓国版のみの仕様 |
| 既存ライン | 4G版(初代から継続) | LTE単体通信に対応 |
いずれも非公式情報のリークに基づくもので、Samsung側はこれらの構成について公表していません。なお5G版が米国・韓国版のみの仕様となる点や、Bluetooth/Wi-Fi版が欧州版のみの仕様となる点を含め、地域別バリアントの線引きは今後の正式発表まで確定しない点に留意が必要です。
Galaxy Unpackedでの正式発表に注目
Samsungは近くGalaxy Unpackedを予定していると伝えられており、同イベントでは折りたたみシリーズの「Flip」と「Fold」の新モデル発表が見込まれます。Android Authorityによると、この場で最新スマートウォッチのGalaxy Watch 9とGalaxy Watch Ultra 2もデビューする可能性が高いとされます。
Galaxy Watch Ultra 2に2バリエーション展開があるかどうかは、Unpackedの場でどのモデル番号・接続オプションが公式に示されるかで初めて確定します。現状はリーク段階の情報であり、日本市場での扱いについても公開情報の範囲では言及されていません。Galaxy Watchシリーズの購入を検討している場合は、Unpackedでの正式発表とラインナップ確定を待ってから判断するのが安全でしょう。
チップセットがExynosからSnapdragon Wear Eliteへ刷新される見込み
Galaxy Watch Ultra 2では、内部構成の大幅な刷新が報じられています。これまで採用されてきたExynos W1000に代わり、Qualcommの3nmプロセス製Snapdragon Wear Eliteチップセットを搭載するとされ、処理性能と電力効率の両面で底上げが見込まれています。
新チップが可能にする処理性能
Snapdragon Wear EliteはMWC 2026で発表され、AIタスク処理に特化しており、20億パラメータのAIモデルをデバイス上で実行できるとされます。接続規格も底上げされ、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、UWB(Ultra-Wideband)、そして衛星通信を可能にするNB-NTNをサポートします。
バッテリー面でも改善が期待されています。バッテリー容量は初代と同等の590mAh維持の見込みながら、新チップの効率化により実駆動時間は3.5〜4日まで延びる可能性があります。チップ変更によって、Ultraシリーズが単なる「頑丈な標準モデル」から独立した高性能ラインへ進化する転換点となりそうです。
衛星通信や健康機能など独立性を高める新機能群
接続オプションの拡張と並行して、Galaxy Watch Ultra 2はスマートフォンに依存しない単独運用を強く意識した機能を搭載すると伝えられています。
- NB-NTN(非地上系ネットワーク)技術を取り込み、セルラー圏外の遠隔地でも緊急メッセージの送信や位置情報の共有が可能になる見込みです
- ディスプレイ輝度は最大4,000nitsまで引き上げられる可能性があり、屋外での視認性が一段と高まる見通しです
- Advanced BioActive Sensorsを採用し、Ultra 2限定機能として非侵襲の血糖トレンドモニタリングが噂されています
価格と発表時期についても観測が出ています。価格は約700〜750米ドルとなる可能性が伝えられており、Galaxy Unpackedの開催は2026年7月22日が有力視されています。健康センサーの強化と衛星通信対応により、スマートフォンを携行できない場面でも安全性と計測の継続性が確保される構成として期待されています。
Q&A
Q. Galaxy Watch Ultra 2には何種類のバリエーションが用意されるのですか? リーク情報では、4G版に加えてBluetooth/Wi-Fiのみのモデルが準備されているとされ、さらに米国・韓国向けには5G版(SM-L715F)の存在も示唆されています。Samsungの公式発表はまだなく、確定情報ではありません。
Q. 日本でBluetooth/Wi-Fi版や5G版は買えますか? Bluetooth/Wi-Fi版は欧州版のみの仕様と報じられており、5G版は米国・韓国版のみの仕様となる可能性が伝えられています。日本市場での取り扱いについては現時点で公表されていません。
Q. いつ正式に発表されますか? 具体的な開催日は現時点で明らかにされていませんが、Galaxy UnpackedでFlipおよびFoldの新モデルと同時にGalaxy Watch 9・Galaxy Watch Ultra 2が披露される見込みと伝えられています。発表が近づけば日程と各市場向けのラインナップが順次明らかになると考えられます。