あなたが次に折りたたみスマホを買うとき、選択肢はここ1年で大きく塗り替わっています。Android Headlinesの報道によると、2026年第1四半期の折りたたみスマホの世界出荷台数は310万台に達し、Huawei・Samsung・HONORの上位3社で市場の84%を押さえる構図が浮き彫りになりました。とりわけSamsungのシェアは前年同期の14%から25%へと跳ね上がっており、Galaxy Z Fold 7/Galaxy Z Flip 7の販売促進策が効いているとされています。Samsungが中国外プレミアム帯で勢いを取り戻しているとされる点は、グローバルでの折りたたみ市場の主役交代を示す動きとして注目されます。

出荷310万台、上位3社で84%を寡占

折りたたみセグメントは2026年Q1に310万台を出荷したと伝えられています。シェア構成は次のとおりです。最大の山場は、首位Huaweiが-14%ポイントで大きく後退し、その逆側でSamsungが+11%ポイントと急伸している「クロス」の動きです。

順位メーカーQ1 2026Q1 2025増減
1Huawei40%54%-14%ポイント
2Samsung25%14%+11%ポイント
3HONOR19%11%+8%ポイント ▲
-その他合計16%21%-5%ポイント ▼

上位3社の合計は84%に達し、その他メーカーの取り分は21%から16%へとさらに縮小したと報じられています。折りたたみという商品ジャンル自体が、技術力と量産体制を持つ少数のプレイヤーに集約されつつあるかたちです。読者目線で言い換えると、今後折りたたみ機を選ぶ際の現実的な比較対象は、ほぼこの3ブランドに絞られていくということになります。

Huawei首位維持も14%ポイント減——Samsungが急伸

Huaweiは40%で首位の座を守りましたが、シェアは1年で14%ポイント低下したと伝えられています。市場リーダーとしては看過しにくい数値であり、同社の折りたたみ事業にとって警戒すべき動きと位置づけられています。

一方のSamsungはシェア25%に達し、前年同期の14%から大幅にシェアを伸ばしました。Android Headlinesによれば、中国以外のプレミアム市場でSamsungが勢いを取り戻しており、Galaxy Z Fold 7/Galaxy Z Flip 7向けのプロモーションが成長の牽引役になったとされています。地域別の伸長や詳細な販売動向については、公表情報の範囲では明らかにされていません。

HONORが3位に定着、年内には注目の新製品も

HONORもQ1 2025の11%からQ1 2026の19%へとシェアを伸ばし、3位の座を確実なものにしたと伝えられています。Huaweiが守勢に回り、HONORとSamsungが攻勢に出るという、ここ1年の中国系メーカー再編の流れがそのまま数字に反映されているかたちです。

年内には注目度の高いワイド型(ブック型)折りたたみ機の登場が控えていると伝えられており、Appleの折りたたみ初号機についても2026年中の登場が見込まれているとされています。Q1 2026時点の84%という寡占構造が、年末にかけてどのような形に揺らぐのかは現時点では見通せません。続報を待ちつつ、折りたたみが「特殊機」から「プレミアム帯の主力カテゴリ」へ移行する過渡期にあるという視点で眺めるのが妥当でしょう。

Samsungの躍進を支えるZ Fold 7の販売実績と2026年計画

シェア急伸の背景には、現行モデルの好調な実販売があります。Samsungは2025年7月9日に発売したGalaxy Z Fold 7について、米国販売台数が前世代Galaxy Z Fold 6を約50%上回ったと公表しています。さらにZ Fold 7購入者の30%がGalaxy S Ultra系からの乗り換えで占められているとされており、従来の「Ultra」ユーザー層を折りたたみへ取り込む流れが鮮明になっています。

年間目標も強気です。

  • Samsungは2026年に折りたたみ700万台の販売を計画しており、これは2024年の推定521万台から約35%の増加に相当します
  • 三つ折りのGalaxy Z TriFoldを正式発表予定で、価格は約3,000米ドル、初期出荷は2〜3万台規模にとどまる見込みです
  • Galaxy Z Fold 7 256GBは2026年5月時点でSamsung.comにて400ドル引きの1,599.99ドルで販売されています

旗艦モデルの価格を下げて裾野を広げつつ、超高額の三つ折りで上限を引き上げる二段構えが、Samsungの2026年戦略の輪郭となっています。

Apple初の折りたたみ機「iPhone Fold/Ultra」のスペックと価格像

年内登場が見込まれるApple機の輪郭も、サプライチェーン報道から具体化してきました。Macworldによれば、Appleの折りたたみ初号機は「iPhone Ultra」と呼ばれる可能性が高く、内側7.7〜7.8インチ・外側5.3〜5.5インチのブック型デュアルディスプレイを備え、2026年9月の発売が見込まれています。本体はチタンとアルミのフレームで、リアにデュアル48MPカメラ、セルフィー側は18MPを2基搭載し、Face IDは廃止して電源ボタン一体型のTouch IDを採用するとされています。

価格と供給面では、いくつかの懸念も浮上しています。

「上位ストレージ構成では512GBおよび1TBで2,600〜2,900ドル帯の数字も浮上しているが、下限の2,000ドル超は複数の独立報道で固まりつつある」

加えて量産開始は当初の2026年6月から8月へ後ろ倒しになっており、9月にiPhone 18 Proと同時発売された場合は供給不足が予想されています。技術面では2026年3月の報道で、Samsung DisplayがApple向けにほぼ折り目のないOLEDパネルを開発し、CES 2026で披露したことが明らかになっています。

Q&A

Q. Apple初の折りたたみスマホはいつ登場しますか? Appleの折りたたみ初号機については、2026年中に登場が見込まれていると伝えられています。具体的な発表時期や仕様の詳細は現時点では明らかにされていません。

Q. 折りたたみ機は日本でも入手しやすくなりますか? 日本市場における具体的な販売チャネルや価格帯、今後のロードマップについては、公表情報の範囲では明らかにされていません。グローバル市場ではSamsungが中国外プレミアム帯で勢いを取り戻しているとされており、今後の動向が注目されます。

Q. 折りたたみ機の価格帯や今後のラインアップはどうなりますか? 報じられている情報では、Q1 2026時点の市場は上位3社で84%を占める寡占構造にあり、年内にはワイド型(ブック型)折りたたみ機やAppleの折りたたみ初号機の登場が見込まれているとされています。各機種の具体的な価格帯や日本での投入時期、今後のロードマップの詳細は現時点では明らかにされていません。

出典