Duolingoが2026年6月限定で、過去に途切れてしまった30日以上の連続学習記録(ストリーク)を無料で復活できる特別イベントを開始したと報じられています。通常はジェム(実質的に課金)が必要な救済策が、3レッスンを完了するだけで利用できる機会です。
6月限定で「30日以上のストリーク」が無料復活
Android Authorityによると、Duolingoは2026年6月から、30日以上のストリークを失ったユーザーに対して、これを無料で復活させる「Juneイベント」を提供すると報じられています。対象となるのは、過去に30日以上の連続学習記録を持っていながら、それを途絶えさせてしまったユーザーです。
復活させる方法はシンプルで、3レッスンを完了するだけ。通常のStreak FreezeやStreak Repairのように、ジェムや課金は必要ないと伝えられています。Duolingoは、この施策を6月限定のイベントと位置付けているとされています。
加えて、過去にストリークを失ったことがないユーザーには、このイベント自体が表示されないと報じられています。
復活できるのは「一番長かった1本」のみ
このイベントには重要なルールがいくつかあると伝えられています。
- 復活対象は、ユーザーが過去に失った中で最も長いストリーク1本のみ
- 復活したストリークは、現在進行中のストリークと合算されない
- 復活の手続きは、3レッスンを完了すること
つまり、複数のストリークを救済して履歴を「足し算」することはできず、最も長く積み上げた記録を取り戻すための仕組みである、と理解するのが正確です。失ったストリークが複数ある場合でも、復活するのは最長の1本に限られ、現在続けているストリークに加算されることもないとされています。
無料の救済策としての位置付け
Android Authorityは、Duolingoが今回のイベントを通じて、過去に長期のストリークを失ったユーザーに対し、無料で復活できる機会を提供していると伝えています。
通常時のStreak FreezeとStreak Repairは、無料ジェムを使い切ると実質的に課金が必要になります。今回のように無料で30日以上のストリークをまとめて復活できる機会について、Android Authorityは見出しで「rare opportunity(珍しい機会)」と表現しています。
過去に挫折した人ほど試す価値あり
過去に長期のストリークを失った経験があるユーザーにとって、6月は記録を取り戻すタイミングと言えます。「3レッスン完了」というハードルは、忙しい平日でも十分こなせる範囲です。
一方で、現時点でストリークが続いている人や、過去の記録が30日未満のユーザーには、そもそもこのイベントは表示されないとされています。対象から外れた場合は、これまで通り日々のレッスン継続でストリークを伸ばしていく形になります。
過去に途切れたストリークがあるなら、6月のうちにアプリを開いて3レッスンに挑戦するのが妥当な判断と言えるでしょう。本イベントは2026年6月限定の施策として案内されています。
2026年に進むDuolingoのAI機能拡張
Duolingoは2026年1月、最上位プラン「Max」の中核機能だった「Explain My Answer」を全ユーザーに無料開放したと報じられています。AIキャラクター「Lily」とのライブ会話機能「Video Call」も、有料プラン「Super」加入者へ展開が進んでいるとされています。
MaxプランのAI会話機能
Duolingo Maxは月額29.99ドル(年額168ドル)の最上位プランで、AIによる会話練習を中核に据えた次世代機能群を提供している位置付けです。対応言語は英語話者向けにスペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、日本語、韓国語の7言語とされ、AIキャラ「Lily」とライブ会話する「Video Call」と、パリでの注文や東京での道案内など現実シナリオを再現する「Roleplay」が中核機能として説明されています。
ストリーク機能を支える心理設計とユーザー統計
Duolingoのストリーク機能は、人間の「損失回避(loss aversion)」心理を意図的に活用していると分析されています。Trophyの2026年ケーススタディによれば、ストリーク・リーグ・AIフィードバックの組み合わせによってデイリーアクティブユーザー数は前年比36%増加し、主要市場の解約率は2020年の47%から2026年には28%まで低下したと報じられています。
- 7日ストリークを達成したユーザーは長期エンゲージメント率が3.6倍
- ストリーク賭け(Streak Wager)参加者は14日目リテンションが14%向上
- 1年以上のストリーク保持者は世界で500万人超
- 60歳以上の学習者では約30%が1年ストリーク、13〜17歳では5%未満
- 最長記録は2025年1月時点で4,003日(ユーザー名Christi3、10年以上連続)
Q&A
Q. 何日以上のストリークが復活対象ですか? 30日以上の連続学習記録が対象とされています。それ未満のストリークは今回のイベントの対象外で、ユーザー側にイベント自体が表示されないと報じられています。
Q. 過去に複数回ストリークを失っています。すべて復活できますか? いいえ。復活できるのは、過去に失った中で最も長いストリーク1本のみです。複数のストリークを合算したり、現在進行中のストリークと足し合わせることもできないとされています。
Q. 復活したストリークがまた途切れてしまったらどうなりますか? このイベント自体は2026年6月限定で提供されているため、期間外の再復活については現時点で明らかにされていません。通常時はStreak FreezeやStreak Repairによる救済が用意されていますが、無料ジェムを使い切ると実質的に課金が必要になります。