GoogleがFitbitアプリのソーシャル機能を、数週間にわたって一時停止すると発表しました。Google Healthアプリへの移行を円滑に進めるための措置で、メッセージ送信や友達の追加・削除、リーダーボードの更新が当面利用できなくなります。Google Healthアプリは5月26日までに対象ユーザーへ展開される見込みとされており、Fitbitを日常的に使ってきたユーザーには影響のある変更です。

何が止まるのか——メッセージ・友達管理・リーダーボード

Android Authorityによると、Googleは本日付でFitbitアプリのソーシャル機能を数週間にわたって一時停止すると説明しています。停止中は以下の操作ができなくなります。

  • メッセージの送受信
  • 友達の追加・削除
  • リーダーボードの更新(停止期間中は反映されません)

ソーシャル機能はFitbit体験の中核のひとつで、達成記録を友人と共有したりリーダーボードで競い合ったりすることがモチベーション維持につながってきました。一時的とはいえ、これらが使えなくなる影響は小さくありません。Googleはこの判断について、移行プロセスを円滑に進めるためだと述べています。

Google Healthへ——5月26日までに展開予定

Fitbitアプリは段階的にGoogle Healthアプリへと姿を変えていきます。睡眠アルゴリズムの改善や、パーソナライズされたヘルスコーチの強化など、複数の改良が予定されており、その一環としてソーシャル体験も刷新されます。

Googleの説明では、Google Healthアプリは5月26日までに対象となる全ユーザーに展開される見込みです。移行が完了すれば、新しいリーダーボードのオプションを含む新ソーシャル体験にアクセスできるようになるとしています。

ただし、ソーシャルプロフィールの仕様は以下のように変わります。

項目変更後の扱い
表示情報Googleアカウントの氏名・メールアドレス・プロフィール写真
初回ログイン時上記情報の共有可否を確認するプロンプトが表示される
ユニークなユーザー名・カスタム写真選択不可(Googleアカウント情報のみ更新可)
性別・身長・体重・所在地・友達リストプロフィールに含まれない(関連プライバシー設定も廃止)
ダイレクトメッセージ・通知送受信不可
Groups・Community Feed機能ごと削除
キッズアカウント友達の保有・追加が不可

また、Fitbitアカウントでログインしているユーザーは、Google Healthアプリで友達を再度追加し直す必要があるとGoogleは注意を促しています。

移行で失われる機能

ソーシャル機能の刷新とは別に、Google Healthへの移行後にアクセスできなくなる機能もあります。

  • 推定酸素変動(EOV)
  • いびき検出
  • 1分単位の皮膚温データ
  • バッジ
  • Lifescanデバイスとの連携

なお、対応機種の限定や詳細条件については出典元を参照してください。Android Authorityは記事内で「最も惜しまれる機能」を問う読者アンケートも実施しており、睡眠系やバッジ系の機能を重視する声が多い一方で、ソーシャル機能を挙げる声は比較的少数だったと報じています(具体的な得票内訳は出典元を参照)。

Fitbitのソーシャル機能を日常的に活用してきたユーザーにとっては、数週間の停止は不便ですが、Google Healthへの完全移行に向けた過渡期と位置づけられます。失われる機能のリストも含めて、今後の使い方をどう調整するかを考えるタイミングと言えそうです。

Q&A

Q. ソーシャル機能の停止はいつまで続きますか? Googleは「数週間」と説明しており、具体的な再開日は明示されていません。Google Healthアプリは5月26日までに対象となる全ユーザーへ展開される予定で、移行後に新しいソーシャル体験が利用可能になるとされています。

Q. これまでの友達リストはそのまま引き継がれますか? Fitbitアカウントでログインしている場合は、Google Healthアプリで友達を再度追加し直す必要があるとGoogleは案内しています。また、移行後のソーシャルプロフィールには友達リストが含まれず、関連するプライバシー設定もサポートされなくなります。

Q. 移行後に使えなくなる機能はありますか? 推定酸素変動(EOV)、いびき検出、1分単位の皮膚温データ、バッジ、Lifescan連携などがGoogle Healthへの移行後にアクセスできなくなる機能として挙げられています。

出典